20年以上 眩暈の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
73歳 女性
20年以上前から朝起きるとめまい、ふらつきがあり色々病院に行っていたがよくならない為、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
病院ではメニエール症候群と言われたそうです。
耳も聞こえにくく、耳鳴りもするそうです。
小さい蝉の鳴く音とウォーンというモーター室にいる感じがするそうです。
体が疲れやすく、夜も眠りが浅いそうです。
肩こり、頭痛が起こりやすく、動悸がよくおこるそうです。
イライラしやすく緊張しやすいそうです。
中国医学的に診ますと『心脾両虚』、『腎虚血瘀』の状態と考えられます。その為、体の疲れを緩和していく漢方、心臓に血液を送っていく漢方、血流をよくしていく漢方などをお渡ししました。
すると、2週間ほどで毎朝起きていた眩暈が起こらなくなってきていると言う報告を受けました。体の疲れはまだ残るが長年悩まされていた眩暈が無くなると思わなくてとても喜ばれております。
耳鳴り、動悸はまだ残る為、しばらく続けて頂いております。
中国医学では眩暈は大きく2つにわかれます。
体力不足により症状が悪化していくもの、水分の摂り過ぎによって症状が悪化しやすくなるものがあります。
体力不足の場合は血液や体力を補っていく物を使っていく事で改善しやすくなります。
また、水分代謝が悪い場合は水分の摂り過ぎを控えて体に溜まっている余分な水分を排泄していく物を使う事で改善する事ができます。
同じ病名でも原因が違う事はよくあります。
その為、治療方針も違ってきます。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
漢方を飲んで良かったと思われる方が多くいらっしゃいます。
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